ハイサイ!!鳥本アキラ鳥本アキラ@統合失調症ブロガー (@akiratorimoto) | Twitterです!
【目次】
映画 怒り
先日、妻夫木聡さんがゲイの役である、ということだけを前知識に映画 怒りを観てきました。
ネタバレありで感想書いていくので、ネタバレ嫌いな方は、違う記事をみてください。
あらすじ
八王子で夫婦が殺害されて、壁には大きく血で「怒」と書かれていた。
それから一年、ちょっと変わった女(発達障害?)の槙 愛子(宮崎あおい)と父 槙 洋平(渡辺謙)と同じ会社で働く、田代 哲也(松山ケンイチ)の交際関係。
ゲイの藤田 優馬(妻夫木聡)と大西直人(綾野剛)の交際関係。
沖縄の小宮山 泉(広瀬すず)と知念 辰哉(佐久本宝)と無人島で会う田中 信吾(森山未來)の信頼関係。
この3つの話が進んでいく中で、テレビで八王子殺人事件の犯人の顔が放映され、田代、大西、田中それぞれ誰が犯人なのか?疑いや信頼が入り交じり物語は進んでいく。
見どころ
ということで、3つの地点での話が同時進行していくお話となっております。
2時間30分とわりと長い映画ですが、あっという間にエンディングでした。
面白かったです。
見どころがいっぱいあるので、配役ごとに書いていきたいと思います。
槙 洋平
渡辺謙さん演じる父親のシーンで見どころは、愛子に「愛子だから心配なの?」と尋ねられて困惑した表情をするシーンです。その後の、明日香(池脇千鶴)に説教されるシーンにも繋がる大事な場面です。
田中 信吾
なんといっても、急に始まる旅館の台所を壊しまくるシーンです。
まさに、暴力という感じの素晴らしい演技です。
また、終盤の辰哉に狂った一面を語っていくところも凄すぎました!
田代 哲也
田代は、なんかとっつきにくい感じ、感情表現が乏しい感じがよく出てたと思います。
終盤の東京駅からの電話のシーンで泣きました!
小宮山 泉
強姦されたあとの泣きながらのセリフ。
海で叫ぶシーンが印象的です。強姦の場面は観てて辛くなりました。
知念 辰哉
泣きながら、田中に相談するシーンと、なんといっても終盤の鋏で刺すまでの流れが最高でした。初めてみる役者さんでしたがすごく上手でした!
槙 愛子
愛子は全体的なキャラのちょっと頭悪そうな感じがすごく自然でした。
やっぱり一番は田代が犯人じゃないとわかったときの、泣く場面です!(cmで使われてた場面)
藤田 優馬
ゲイっぽさ!この一言につきます。あと、絡みのシーンのSっぽさ。
大西 直人
よだれ。
まとめ
沖縄のデモのところや、米軍の飛行機のうるさい感じもすごくよかったです。
ただ注意してほしいのは、沖縄はレイプがよくある所ってわけじゃないし、優しい米兵さんもいっぱいいます。
よく出来た原作に、豪華な実力派キャスト、細部までこだわる李相日監督など素晴らしい出会いで出来た映画だと思います。
怒りという題名ですが、私には、人間関係の大事さを描いた作品に思えます。
学んだ教訓 知らない人にむやみに優しくしないこと
原作
サントラ
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