うつ病で休んで元気が出たときに、どういう働き方やサービスがあるのかをまとめてみました。
音声版は下記リンクからどうぞ
うつ病で働きたくなったときの選択肢(就労継続支援・就労移行支援・クローズ・オープン)
【目次】
デイケア(生活リズムを整える)
ちょっと元気が出てきたけど、まだ働く自信はない、という人におすすめなのが、病院などがやっているデイケアサービスに通うことです。
目的としては、生活リズムを整えたり、リハビリを作業療法士さんなどとやったり、集団に属することで社会性を持つということがあげられます。
時間帯も、施設によりますが、朝から夜まで様々あるので、ご自身にあった施設を探してみてください。
就労継続支援A型事業所・B型事業所(サポートを受けて働く)
通常の雇用が困難とされる人に対し、就労の機会を与えて、就労に対する訓練を同時にするものに就労継続支援事業というものがあります。
A型とB型との2種類に分かれます。
A型は、雇用契約を結んで働くことになるので、最低賃金以上がもらえます。
B型の場合は、工賃と呼ばれるものになり、最低賃金以下のことが多いです。
どちらも事業所によって特色があり、時間なども変わったりするので、よく考えての利用をおすすめします。
ちなみに、鳥本の場合、作業自体は楽しかったですが、車での通勤が難しくて途中で辞めることになったので、送迎の有無や通勤が出来るかどうかもよく考えてくださいね。
就労移行支援(雇用に向けて訓練する)
就労移行支援とは、一般企業への就職を目指す障害のある方(65歳未満)を対象に就職に必要な知識やスキル向上のための訓練をするところです。
就労継続支援との違いとしては、給料や工賃が出ないけど、より訓練内容が充実しているところです。
いくつか紹介していきます。
atGPジョブトレ うつ症状コース(首都圏・関西圏)
オフィス系のスキルを身に着けることができ、ストレスマネジメントやコミュニケーションなどの研修もある。
様々なプログラムのある「ココルポート」(首都圏)
70以上のプログラムがあり、その人にあった就労を目指すのが「ココルポート」
実際の企業実習なども体験でき、就労に近づけます!
交通費支給があるので、交通費0で通えるところのが嬉しいところです。
長く働き続けたい方のためのパーソルチャレンジの就労移行支援「ミラトレ」(首都圏・関西圏)
ひとりひとりにしっかりヒアリングして、計画を立てるのが「ミラトレ」
就職後のやりとりもしっかりしており、高い定着率です。
クローズ・オープン(すぐに働きたい人)
どうしてもすぐ一般企業で働きたいという場合は、病気を伝えるのか(オープン)伝えないのか(クローズ)に分かれると思います。
個人的には、クローズで働くのは、人と接するのが多い職場の場合はかなり辛くなる可能性が高い気がします。
逆に、倉庫のピッキングの仕事など、1人の時間が多い仕事だとクローズでも大丈夫かもしれないです。
難しい問題なので、お医者さんや家族、信頼できる人とよく話し合って決めてください。
ここまでお読みいただきありがとうございました!
鳥本明でした!
またね~!!
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